学校を変えた、困っている子は「校長室に登校」《担任一人に背負わせない仕組みで”排除しない教育→学校文化”を形に》という記事 1 を見つけました。
https://toyokeizai.net/articles/-/937396?display=b
これには大賛成です。
この記事の学校とはやり方が違いますが、私も同じような実践をしていました。
校長室を子どもたちの溜まり場に
私が現職の頃、休み時間の校長室は、まさに子どもたちの溜まり場でした。溜まり場にしていました、というのが正しいですかね。時には、足の踏み場がないくらいに子どもたちが集まってくることもありました。学年バラバラです。もっとも、あまりにたくさん集まってきてしまうので、学年で制限をかけたり、人数制限をかけたりして色々工夫はしましたね。
ちょうどこの記事のキャッチアップ画像みたいな感じでした。もっとも、本校では子どもたちは制服でしたから、ちょっとイメージは違いますが、まあこんなもんでしょう。校長室のソファーに低学年の女の子が4、5人でぎゅうぎゅう座ることもあって、やれやれ、と思ったのも懐かしい。何するでもなく、座っているわけです。
ある男の子は、毎時間やってきました。
その子は必ずタブレットを持ってきました。3年生だというのに、詳しいんです。色々な難しい言葉も知っていて、「こりゃ、周りの友達と話は合わないな」と思ったこともよくありました。私もついていくのがやっと(笑)
ブレッドボードを使って、豆電球の配線に取り組む子もいました。ただ光らせるだけなんですが、意外と面白い。やっぱり、実験で面白いんですよね。この子は、私が離任してから訪問した時に、「電気の勉強を頑張ります!校長室で好きになりました!!」と言ってくれました。これは本当に嬉しかった。
校長室の掲示板に何を貼るか
校長室の壁にある掲示板というのは、大抵、学校だよりとか学校グランドデザインとかが貼られるものですが、4月当初に一人の子どもが描いてくれたイラストを貼ったら、次から次へと色々な子どもがイラストを描いてくれて、それをペタペタ貼ることになりました。最終的に、掲示板は、子どもたちのメッセージやらイラストやらでいっぱいになります。これも面白かった。
この掲示板は、管理訪問や指導訪問等でお客さんが見られた時、必ず驚かれます。学校HPで、この様子は発信していましたから、「これですね!素晴らしい!!」と喜んでくれる方もいました。
校長室に置いたもの
- ラズパイ
- ブレッドボード
- ジャンパーケーブル
- タクトスイッチ
- LED
- モーター
- マイクロビット
- 電池、電池ケース
- 豆電球
- Linux PC(昔のネットブックにXubuntuを入れたもの)
- 折り紙
- ペッパー君 2 (期間限定で市からお借りした)
- 長テーブル、パイプ椅子
マニアックでしょ。私の趣味丸出しでした。ラズパイは、ほぼゲーム機と化してました。これらについては、また改めて記事を書きます。
校長室でも子どもを教育できる、のです。まあ、当たり前と言えば当たり前。
校長室でも、子どもは育つのです。
いや、むしろ、校長室だからこそ、見える姿があるはずです。
校長室は、来客対応の場所である前に、子どもたちのための場所であってもいいのではないか。
もし、学校の中にもう一つ、子どもたちが安心していられる場所を作るとしたら、あなたなら、それはどこに作りますか。
と、ちょっと課題を突きつけてみます(笑)